7月にフランスのパリで開催される国際化学オリンピックに日本代表として出場する高校生4人が決まった。「夢・化学-21」委員会と日本化学会が発表した。

国際化学オリンピック日本代表の4人。左から大渕将寛君、西野拓巳君、末松万宙君、平嶋瞭一君(日本化学会提供)

日本代表は次の4人。

大渕将寛君 (神奈川・横浜市立南高校3年)

末松万宙君 (神奈川・栄光学園高校2年)

西野拓巳君 (奈良・東大寺学園高校3年)

平嶋瞭一君 (兵庫・灘高校3年)

日本代表は、昨年開かれた国内大会「化学グランプリ2018」の参加者から候補21人が選ばれ、二次にわたる選抜を経て選ばれた。強化合宿を経て本番に臨む。

開催期間は7月21日~30日までの10日間で、実験試験と理論試験に挑み、世界各国の代表と交流もする。

国際化学オリンピックは、昨年は76カ国・地域の約300人が参加。金メダルは上位1割に、銀は続く約2割に、銅は約3割に与えられる。日本代表は、18年まで5年連続で金メダルを獲得している。