3年間の一番の思い出は? 高校生新聞では、この春卒業し、高校生新聞による表彰「高校生新聞社賞」を受賞した先輩たちに質問をぶつけてみた。その中から5人のコメントをピックアップし、2回に分けて紹介する。今回は、仲間と協力して何かを成し遂げることの尊さを学んだという女子高校生の体験談など2人の声を紹介しよう。(山川俊行)

1 文化祭でチラシ配り

(3年次は)創立100周年の文化祭ということで、来場者数が史上最多となるよう、(生徒会として)生徒と来場者の方が同じように楽しめるものにしようと工夫しました。チラシを配りに行ったり、ご近所を訪ねてご挨拶をしたり、例年にない活動を行いました。目標の来場者数には届きませんでしたたが、努力した分、達成感が得られました。(栃木・久喜高校 中嶋アンナ)

2 周りの人、みんなに感謝

(高校生が販売を競う)「熱血!高校生販売甲子園」は、テーマに沿った商品を製作・販売する大会です。2年生のときに出場し、特別賞を受賞しました。この大会を通じ、同じ目標に向かって一緒に頑張れる仲間の大切さを改めて感じました。特別賞をもらえたのは、自分一人の力ではなく、一緒に参加した仲間や協力してくれた大学生や先生方、企業の方の力があったからだと思います。(群馬・高崎商科大学附属高校 野中将来)