2018年12月に結果が発表された「第1回ビタミン炭酸MATCH 動画グランプリ」でグランプリを受賞した向上高校写真部(神奈川県)。1月25日(金)、同校を大会関係者が訪問し、表彰式が行われた。

まずは、向上高校写真部の受賞作品を公開! タイトルは「撮影開始!!」です。

 

「ユニークな発想と青春を感じさせる内容」が受賞の決め手

授賞式が行われた写真部の部室には、部員と顧問の久保田真佐孝先生が集合。大塚食品株式会社の小林一志氏が「写真を撮っている皆さんを映像で撮るという発想がユニーク。とても青春感あふれる内容で、どの審査員からも高評価を得てグランプリに決まりました」というコメントとともに表彰状と記念品を手渡した。

「学校に送られてきた告知ポスターを見て、私がやってみようと部員に伝えました」と話す久保田先生。「普段は個人の活動が多いから戸惑った・・・」という部員の声もあったが、各自が撮った写真を使うというアイデアが生まれ、部員たちもやる気が出たという。

「向上高校は運動部、文化部ともにさまざまな部活ががんばっているので、活気のある雰囲気を出したいという意見もあり、構想がまとまっていきました」

 

 

向上高校写真部の次なる目標は?

1・2年生あわせて部員20名の向上高校写真部は、年間を通じてさまざまな写真コンテストに参加、各自の作品を応募している。なかには、関東大会まで進んだ生徒や、コンテストで受賞経験を持つ生徒もいる。

そんな彼女たちが今回の作品を制作する際に最も苦労したことは、映像に使う写真を選定する作業だったという。「先生から聞いて驚きました!」と今回の受賞を驚く部員たち。表彰式では部員みんなが喜んでいる様子が見られた。

今後の目標については「部員全員が卒業までに、写真にまつわる何かしらの大会で入賞すること」と話してくれた。

 
 
 
 
 
 

【特別寄稿/向上高校写真部 金井想さん】私たち写真部は、毎年「青春ボトル甲子園」や「クラスマッチ」など、ビタミン炭酸MATCHのキャンペーンに応募してきました。そんななか、今回の動画グランプリについても久保田先生から教えていただき、チャレンジしようと思ったんです。写真部はふだん、学校行事や運動部の公式戦などの撮影を行っています。とくに野球部の試合は部員全員が参加し、それぞれ思い思いの場所から試合の様子やスタンドの応援風景を撮影するんです。こうした活動のなかで部員が撮影した写真を持ち寄って「青春」のワンシーンを出せたらと考え、動画を制作しました。今回の作品を通して、私たち写真部の活動だけでなく、向上高校の雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。