マイ・キャンパスライフ【法政大学×高校生新聞】

法政大学に通う現役の学生たちから、リアルなキャンパスライフを聞きました!

「スクールソーシャルワーカー」と「社会福祉士」両方の資格取得を目指せることが進路選択の決め手(現代福祉学部3 年・山内七緒さん)<PR>


現代福祉学部3 年 山内七緒さん(北海道帯広柏葉高等学校出身)

小さい頃からスクールカーストなどの学級問題が起こることに疑問を抱き、教育現場で子どもと教員を支援する「スクールソーシャルワーカー」という仕事に興味を持ちました。進路選択にあたっては、スクールソーシャルワーカーと社会福祉士、両方の資格取得につながることを重視。現代福祉学部では、「福祉」「心理」「地域」の3 領域の科目を幅広く修得できます。中でも「教育心理学」は、学級内の対立やスクールカーストのメカニズム、その対処法などを学ぶ授業で、私自身の問題意識とぴったり合致しました。

2 年次からは専門領域に「福祉」を選択。私が所属するゼミではハンセン病問題について調査・研究するプロジェクトが進行中で、先日は療養所の見学会に参加しました。また、夏休みに入ってからは、母子生活支援施設(母子家庭など、生活上の問題を抱えた母親と子どもが一緒に生活できる施設)での実習もスタート。経験してみないと分からないことが多く、現実の重さをひしひしと感じています。実習期間が終わるまでに子どもたちと信頼関係を築くことが、目標の1つです。

将来を考えるきっかけになった「子ども食堂」への訪問

2年次の秋から冬にかけて、ゼミのグループワークで「子どもの貧困の現状と地域支援」について調査しました。その際、フィールドワークの一環として「子ども食堂」を訪問。2日間にわたってボランティアの方々にお話を伺ったり、調理等のお手伝いをしたりする機会がありました。話しかけても反応の薄かった子どもたちが次第に打ち解けてくれたことがとてもうれしく、また、子どもたちが一生懸命勉強する様子や保護者同士の交流を目にしたことで、子ども食堂という支援の形の素晴らしさを体感できました。将来は福祉の資格を生かし、自宅を拠点に子どもや子育て中のお母さんなどの支援ができればと考えています。

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