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2017年度 審査員特別賞

長澤パティ明寿さん(山形県立山形東高等学校1年) 2017年8月 ネパール バクタプルの小学校訪問の様子

Q エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

昨年の夏、父の母国であるネパールを訪れた際に現役のJOCVとして活躍されている方々にお会いして、お話を伺う機会がありました。この貴重な経験を自分の目標や決意とともに発信したいと思い応募しました。また、副賞の海外研修を通して多くを学びたいという思いもありました。

Q エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

今、自分が持っている強い信念です。

Q エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

苦労したことは特にありません。工夫した点は、自分の目標とSDGsを照らし合わせたことです。自分の目標が国際社会の目指している目標、ターゲットであることも強調しました。

Q 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

まず、審査員特別賞という光栄な賞、貴重な海外研修に参加できる機会をいただき本当に嬉しいです。また、表彰式においてはJICAの越川副理事長や世界銀行の宮崎東京事務所長など世界の第一線でご活躍なさっている方々とお話しすることができ、とても貴重な経験でした。

Q 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

一編の作文が自分の視野、世界、可能性を広げてくれます。ぜひ多くの中学生・高校生にも挑戦してほしいです。国際協力といっても様々な分野、切り口があると思います。自分の興味があることと世界をつなげるときっと発見があると思います。

Q あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

一番大きく長期的な目標は、作文にも書かせていただいたように、世界で異文化理解教育を推進し、文化・教育という観点から世界平和に寄与することです。そのため国連職員(特にユネスコ)を目指しています。様々な現場、機関などを深く知り、さらに考えていければと思います。

また、たくさんの経験を自分のホームタウンである山形に還元していくこと、ネパールと日本をつなぐ活動もしていきたいです。身近な目標としては昨年山形市が加盟したユネスコ創造都市ネットワークによる国際協力、国際交流に関して課題研究をして提言をまとめること、また高校生模擬国連活動に取り組むことです。