埼玉・芸術総合高校 四つ葉祭(9月16、17日)

製作リーダー 堀内華乃さん(2年)

 
特殊な塗装で飛行機の鉄さびを表現したという

 

 

 

 

 

 

3週間で完成するよう計画

美術科の2年生11人、1年生9人が制作メンバーです。制作期間が3週間で作ることのできる、大きくて、格好良くて、印象に残るようなものにしようと考えました。四つ葉祭全体のテーマが「世界旅行」だったことから、これから世界旅行へ出掛ける来場者の方々を運び、飛び出してもらいたいという思いから「機関車」と「飛行機」というモチーフを選び、制作することにしました。

難しかったことは、計画と仕事の順番、メンバーに対する指示などを考え、臨機応変に動かしていくことです。色塗りの順番、骨組みを組む順番など、3週間で考えることがたくさんあり、制作中は頭を使いっぱなしで本当に大変でした。

特徴的なモチーフを念入りに制作

機関車も飛行機も精密に、完全に再現することは不可能でした。木と絵の具だけで、車輪や煙突などを作ることは、本当に大変でした。しかし、妥協はしたくなかったので、機関車なら車輪と正面の雪かきとエンブレム、飛行機なら翼とプロペラなど、それぞれのモチーフの特徴となる部分に、特に力を入れようとメンバー同士で考えました。立体造形はとても大変でしたが、その部分だけはあきらめず作りきりました。そのかいあって、見栄えが良く、リアルで面白みのある作品をつくることができました。メンバー一同、とても満足しています。

8月の終わりから9月半ばまでの制作期間、とにかく暑い日も寒い日もあり、体調管理にとても気を遣いました。先生がたくさん飲み物を用意してくれて、熱中症を一人も出さず、無事制作を終えることができました。