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高校生新聞の人気企画「マナビ最前線」と明治大学のコラボ企画「明治のマナビ」では、さまざまな学部の教授陣の研究室を訪問し、今イチオシの学びを紹介しています。

【マナビ最前線】明治大学 多彩なプログラムをつなげて「使える外国語」を身につける<PR>


明治大学商学部長 出見世信之教授

2006年からスタートした教育改革プログラムの一貫として、グローバル教育を推進している。その核の1つとなるのが多言語4年間一貫教育だ。学部長の出見世信之教授は「ビジネスの国際化に伴い、本学部の卒業生は世界のいたるところで活躍しています。いまや語学力はビジネスパーソンの必須スキル。そのため本学部では『学理実際兼ね通ずる人材の養成』という教育理念にもある通り、学理によって身につけた語学力を実際に使うことを重視した外国語教育を展開しています」と語る。

具体的な教育プログラムを見ていこう。まずは3・4年次の発展外国語科目。1・2年次の必修外国語科目に続けて履修することが可能で、4年間を通じて継続的に英語力のブラッシュアップを図ることができる。

意欲的かつ英語習熟度の高い学生には4年間一貫の英語重点プログラム「SOCECプログラム」も用意されている。TOEIC650点以上を基準にした1学年20人の定員制で、ネイティヴ・スピーカーによる「集中上級英語」など一般の学生の2倍以上の時間を英語学習にあてることができる。また夏期・春期集中講座、海外英語研修なども選択可能。TOEIC890〜900点をあげる学生を輩出するなど著しい成果を上げている。

専門を深め、異文化を体験できる留学プログラムが充実

「商学専門演習」と「総合学際演習」の2系統のゼミナールを併設する商学部。学生は2年次から2つの演習を同時に選択することができる。

「とくに基礎総合系の『総合学際演習』には、外国語科目の担当教授が受け持ち、国際的な視野を広げることができる学びが多数用意されています。なかにはドイツやフランス、韓国で合宿を行うゼミもあるようです」(出見世教授)

英語以外の外国語を学べる環境は充実している。選択科目「プラスワン」を履修すると、1年次秋学期から2年次秋学期まで、それぞれ15人の少人数クラスで必修プラス1科目の初習外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語)を学ぶことができる。履修するのはドイツやフランスの学部協定校に半期・通期の留学を希望する学生が多い。

夏・春の長期休暇を利用した短期留学プログラムも多彩。現在実施されているのはカナダのヨーク大学で経営学を学ぶ「プレMBAプログラム」、パリでファッションビジネスを学んだり、ラテンアメリカでフィールドトリップを体験したりする「特別テーマ海外研修科目」などだ。

「パリ・ニューヨーク・上海の3カ所でファッションビジネスを学べる留学プログラムや、ラテンアメリカ、韓国、パリでのインターンシッププログラムなども構想中です。学生にはできるだけ多くのチャンスを用意してあげたいと考えています」と出見世教授。「最近では公認会計士の資格を2年次で取得した学生が、フィリピンの英語集中プログラムに参加しました。将来は国際公認会計士として活躍したいと、英語で会計を学んでいるようです」と学生のチャレンジに目を細める。

こうしたプログラムのキーワードとなるのは「つながる力、つなげる力」だ。

「英語のみで学べる専門科目や、企業の活動や経営を世界的な視野で研究する『グローバル・ビジネスコース』での学びを含め、多くのプログラムを組みあわせ、つなげられるのが本学部のグローバル教育の強み。積極的に活用して世界に飛躍する力をつけてほしいと願っています」

先輩に聞く

大橋映美さん商学部3年
(東京・大妻多摩高等学校出身)

 

学部間協定を結んでいるフランスのレンヌ商科大学に2年次の9月から通期留学。ビジネスを英語で学んできました。できれば英語とフランス語の両方を身につけたいと考え、留学先を選びました。現地に行って驚いたのは、各国の留学生がとても流ちょうな英語を話すこと。授業ではグループワークが多く、討論に加わるために必死で努力しました。人見知りで友達作りには苦労しましたが、中国や台湾、韓国などアジアをはじめとした各国の留学生ととても親しくなれたのが嬉しかったことです。また、アパートを借りて一人暮らしにも挑戦。親のありがたみをはじめて感じることができました。将来はホテル業・観光業など、世界の人に日本を知ってもらえるような仕事に就きたいと考えています。

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