幼い頃から子どもと関わる仕事に就くことを夢見てきた亀川杏子さん(3年)は、今、青山学院女子短期大学子ども学科で夢に向けて学んでいます。そんな頑張る先輩の声を聞いてみました!

◆技術だけでなく教養も充実した授業
 小学生の頃から歳の離れた従妹と、お正月にお絵描きや折り紙など一緒に遊ぶことが好きで、自然と将来は子どもと関わる職業を目指したいと思っていました。進路については、もともと早く資格を取得して現場に立ちたいと考えていたものの、いろいろな進学先を調べていくうちに技術だけではなく、教養もしっかり学びたいと思うようになり、短期大学では珍しい3年制の青山学院大学女子短期大学・子ども学科を選びました。実際に履修してみて、ただ板書をノートに書き込むというより、先生方が話す内容をたくさんメモが取りたくなる充実した授業内容だと日々感じています。

 ◆学童保育の現場実習も体験
 本学では、幼稚園教諭、保育士資格取得のための実習の他、「フィールドワーク子ども」という子どもに関わる施設等の実習先が選択できる科目があります。昨年夏休み期間中、5日間学童保育を体験しました。活動内容は、遊びを中心した生活で保育園とあまり変わりありませんが、1年生から6年生までが集団となって生活する環境は、それまで6歳児未満の施設実習しか経験していなかったのでとても新鮮でした。また、幼児に比べると活動範囲も広くなり、実習期間中に、私は施設から2駅先のプールへ引率も体験しました。ちなみに他の期間には、キャンプや社会科見学に行ったりと、保護者の方と職員の方が企画してイベントを多く実施しているそうです。

 

◆将来は、子どもと共に成長できる保育者に
 杉田ゼミに所属し、「療育」をテーマとした卒業研究に取り組んでいます。6月までは「障害児家族支援」をテーマしていましたが、右記の科目履修や児童発達支援センターの施設実習を通して、家族支援+療育という視点に切り替えて、研究しているところです。高校時代は、苦手な授業もありましたが、今は、大好きな子どものことについて専門的に学べるので勉強が楽しいと思える毎日です。将来は、子どもに寄り添って、子どもと共に成長できる保育者になりたいと考えています。