はじめまして。城ガールのちょめと申します!國學院大學の卒業生で、在学中は文学部に在籍していました。子どもの頃から大好きな歴史を学ぶために史学科に入学。そこで出会ったのが「お城」です。観光地としては身近な史跡。みなさんはどれだけ城のことを知っていますか?楽しく城の魅力を伝えていきたいと思いますので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

 

城マニアになったきっかけ

城が好きになったきっかけは仲間と行った旅先での出会いでした。白虎隊で有名な福島県の会津若松城を訪城した際、一目惚れをしました。それも、人じゃなくて「歴史建造物」にです!ちょっと不思議ですよね(笑)初めて出会った景観は、後光が射し込み、キラキラ光る雪の効果で、より一層美的に見えたのかもしれません。「なんて美しいのだろう…!!!」。城へ魅了されたマニアの入り口に立った瞬間でした。
 

城に行くための基礎知識

 

みなさんも旅行で城を訪れた経験があるでしょう。築城された城の比高や地形によって、主に3種類に分かれます。明確な高さの数字までは決まっていませんが、だいたい比高100mを越えた城は山城に分類されます。みなさんの身近な観光地の城は平城がほとんどだと思います。実は一つ一つの城も個性的なんです。

 

次にそれぞれの城巡りに合わせた服装や注意点を紹介していきます。はじめて城に行くならば、平城・平山城がオススメです。夏場でも行くことができますが、必ず熱中症対策をして下さい。天守閣のある城は急な階段が待っていますので、女性の方はできるだけスカートは避けた方がいいでしょう。また、日焼け止め・日焼け防止のための首に巻くタオルは必須です!

そして、場数を踏んだら、山城にも行ってみましょう。ただし、ここは天然の要害も多く大変危険です。夏は蜂や蛇もいるので秋冬が最適!昨年、夜に山城に行って遭難した高校生もいました。無茶はせず、城の知識も習得してから、大勢でわいわい楽しく行くようにして欲しいです。

そして、そして!城下町にはおいしいご当地料理やデザートが待っています。お腹が空くほど歩き回れば、何倍もおいしく食べられますよ。
 

若者の味方『青春18きっぷ』

青春18きっぷとは…原則として、新幹線・特急・急行を除くJRグループ全線の普通列車・快速列車など、「運賃のみで乗車できる列車専用の格安チケット」のことです。1セット5回分11,500円(消費税5%時)で発売されます。1回分を利用したら1日中JRの普通・快速列車は乗り放題!お得なチケットですね。

例えば、東海道線で掛川城→駿府城→山中城→自宅のある大宮への城巡りをした時もこの切符を使いました。新幹線を使えば言わずもがな運賃は何万円とかかりますが、普通・快速列車でも合計で約4,400円かかるところを、青春18きっぷを利用して1回2,300円で済みました。若者には嬉しい味方です。普通・快速列車の分、時間は掛かりますが悪しからず。詳しくは『青春18きっぷ』でWeb検索してみて下さい★

 

 

修理のためしばらく会えなくなる城

桜と城の景観で有名な青森県弘前城ですが、一部の石垣が膨らみ、震災などで崩壊の危険があるため、大修理が行われます。2014年の秋頃には天守下の内濠を埋め立て、15年のさくら祭りの後には天守の引越しをすることに…。現在と全く同じ景色が見られるのは10年後とも言われています。
 

城ガール ちょめ

25才OL。埼玉県出身。國學院大學文学部史学科卒。
趣味の城めぐりに乗じて、日本城郭検定や国内旅行業務取扱管理者資格を取得。「城ガールちょめのBlog」では、ありったけの知識を詰め込んだ城巡りや旅行の記録が話題を呼び、テレビやラジオにもたまーに出演もしているとか。