観光学部観光学科4年 細谷 咲さん(中央)(東京・私立杉並学院高等学校出身) 高校生記者 ○阪井 一仁くん(千葉・麗澤高校3年)(右) ○岩城 正姫さん(東京・トキワ松学園高校2年)(左)

 

大学2年の8月末から、1年間の留学プログラムがある観光学部。オーストラリアでの留学を経て、現在就職活動中の細谷さんに、高校生記者がインタビューを行った。

覚えた単語やフレーズを
そのまま真似てどんどん吸収

阪井 少し英語を話せても、書いたり聞いたりすることは難しいと思いますが、留学中はどうでしたか?

細谷 オーストラリアの英語って、米英語と違うので、やはり慣れるまで聞き取れなかったですね。最初はホームステイをしながら大学の語学クラスで学んだのですが、日本人のいないところで、自分で話すしかない環境がよかったですね。辞書を片手にジェスチャーも交えて話すように努めました。覚えた単語やフレーズは、そのまま真似して話すようにしたら、どんどん慣れていきましたよ。

文化や習慣の違いを乗り越え
ストレスに強くなった!

岩城 留学前と後で変わったことってありますか?

細谷 まず何より英語力が向上しました。外国人とメールするのに、1日かけて書いていたのが、今はすぐに返信できるように。日常的な運用能力がついてそれに、ストレス耐性がつきました(笑)。水が貴重で毎日は洗濯ができないなど、文化や習慣の違いで、ホストマザーに叱られたことも。おかげで困難があっても乗り越えようとする気持ちが身につきましたね。

岩城 他の国のことを知るって大事ですね。

細谷 そうなんです。語学クラスにはサウジアラビアやパキスタン、韓国などいろいろな国から留学生が来ていて。食事の最中に礼拝に行ってしまう人とか、服装も習慣もみんな違う。オーストラリア以外の文化にも触れられたのはよかったですね。

阪井 留学中にアルバイトとかしましたか?

細谷 玉川大学のプログラムにインターンシップが組み込まれていたので、ホテルでルームキーパーとウェイトレスを経験しました。オーストラリアでは、がんばっていることが評価されるので、言葉は通じなくてもお客様に励ましてもらえました。

岩城 高校生にアドバイスをください。

細谷 留学に関してなら、文法より単語をたくさん覚えるといいかもしれないですね。ボキャブラリーが必要だから。それから、1人で勉強するのではなく、ネイティブと話す機会を作ってどんどん話すこと。英会話を楽しいと思えるようになれば、英語の成績もあがるかもしれませんよ。

留学中の細谷さんとホストファミリーの写真(左) 語学学校のクラスメイトとの写真(右)

 高校生記者の感想 

取材を通し、留学や、英語を学ぶことへの関心が深まりました。私は英語が苦手でしたが、これからは避けるのではなく、少しでも理解しようという姿勢で臨んでいこうと反省しました。(阪井)

細谷さんのお話を聞いて、留学には「チャレンジ精神」と「自国と留学先のことを知ること」が必要だと思いました。いつか私も留学して、いろんなことを学びたいと思いました。(岩城)

玉川大学

 

 

 

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