JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの募集要項はコチラ

2016年度 最優秀賞(文部科学大臣賞

柴田 藍さん(順天高等学校 2年)

 

 

 

 

Q エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

「トビタテ!留学JPAN」の壮行会でパンフレットが配布されコンテストを知りました。開発途上国へのボランティアにも関心があったことと、その「トビタテ!留学JPAN」で学んだ障がい者スポーツとパラリンピックの内容を書きたいと思ったことがきっかけです。

Q エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

世界の障がいを持つ人の80%が、開発途上国の人だと留学で学びました。開発途上国と先進国には経済的な格差があることは知っていたけれど、障がい者の割合にまで大きな違いがあることが衝撃的でした。エッセイを読んだ方にも、この現状を重く受け止めてほしいです。

Q  エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

文頭に気をつけました。初めの数行で人を惹きつけることができるとよく聞きます。どんな書き始めにすれば読み手を引き込むことができるのか、どうすれば興味を持ってもらえるのか悩みました。結局、自分自身が一番印象的だったことを会話文で表しました。

Q  執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

イギリス留学や帰国後の日本でのイベントで学んできたパラリンピックについての情報や自分の考えをまとめる良い機会になりました。

また自分の書いたエッセイと何日も向き合うことは、学校の授業や普段の生活ではなかなかできないことです。そのため何度もエッセイを熟慮した時間はとても有意義に思えました。

Q  次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

テーマを決めるきっかけは誰にでも何度もあると思います。ただそのチャンスに気が付かず聞き流したり見逃したりしてしまっているのではないでしょうか。普段からアンテナを張ることが大切だと思います。

Q  あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

2020年の東京パラリンピックでボランティアをすることを目標にしています。選手の姿を間近で見ることで、改めてパラリンピックの魅力を再確認することができると思うからです。