昆虫食をビジネスに 松本県ヶ丘高 地方創生アイデアコンで大臣賞 

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松本県ヶ丘高校の内田さん(左)と横山さん

松本県ヶ丘高校の内田さん(左)と横山さん

 地元の社会問題を解決させる政策提案で競う「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」(内閣府主催)の最終審査が1月21日、東京大学で開催された。全国から213組(高校生以下の部)の応募があり、内田佑香さんと横山瑠奈さん(長野・松本県ヶ丘高校、ともに1年)が地方創生担当大臣賞を獲得した。(中田宗孝)

昆虫粉末サプリ商品化を目指す

 2人は、昆虫を食べる長野県伝統の食文化を一大ビジネスとして展開させていく構想を発表した。イナゴのつくだ煮、蜂の子などの昆虫食を持参し、審査員に試食を勧めるパフォーマンスで会場を沸かせた。

 長野県では農業者が高齢化して使われていない農地が多いことを授業で知り、昨年8月末から課題解決に取り組んだ。耕作放棄地を農業を始めたいと考える若い人に再利用してもらい、田畑で育った昆虫を長野名物にすることを思いついた。

 2人は小学生からの幼なじみ。内田さんは「本音で話し合い意見をまとめられるのが強み」と話した。今後は、栄養価の高い昆虫を粉末加工したサプリメントの商品化を目標に、プロジェクトを進めていくという。

地方創生☆政策アイデアコンテスト2016入賞(高校生以下の部、敬称略)
地方創生担当大臣賞 協賛企業賞カスタマー・コミュニケーションズ賞 内田佑香・横山瑠奈(長野・松本県ヶ丘高校1年)「長野県の負のスパイラル大問題!!「昆虫食」で解決します!」

優秀賞 協賛企業賞ナビタイムジャパン賞 佐藤瞳(愛媛・愛媛大学附属高校3年)「マインドから変える地方創生~私が考案した地方間交流型フィールドワークの可能性~」

協賛企業賞学研プラス賞 農業部バイテク班(山形・村山産業高校)「兼業農家を支援するための新たなシステムの創設」▽協賛企業賞チームラボ賞 佐藤勇樹(福島・ふたば未来学園高校2年)「FMふたばプロジェクト」▽協賛企業賞 日本政策投資銀行賞 土井望愛・正木公次郎(山口・周防大島高校2年)「周防大島“まるまるかぶりつき”~周防大島をまるまる“観光農園、観光漁場”にして、観光客を呼び込む!~」

(高校生新聞オンライン2017年1月27日更新)

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