佐渡おけさを舞う羽茂高校郷土芸能部(8月26日、東京公演リハーサル)

朝も昼も練習 佐渡の文化伝える

郷土芸能部門で新潟・羽茂(はもち)高校郷土芸能部が、唄や三味線に誘われて鬼が登場する「羽茂甚句」や全国的にも有名な「佐渡おけさ」など、地元・佐渡島に伝わる民謡4曲を披露した。

唄や三味線などの楽器を演奏する「地方(じかた)」と、踊りをする「立方(たちかた)」に分かれて週6日、放課後はもちろん朝も昼も練習している。

地方で唄を担当する部長の木ノ下陽菜(はるな)さん(3年)は「小学校で佐渡おけさを踊るなど(佐渡で暮らす人にとって)民謡は身近なもの。歌詞は独特で難しいが、良さが伝わるよう心を込めた」と話した。